ナットの加工とブリッジ交換【レスポールカスタムのメンテナンス-7】

引用

今回はブリッジの溝切りとナットの溝切りの両方をしなくてはいけない難しいパターンです。

とりあえずもとから付いていたブリッジを使ってナット溝の加工をすませました。 ここからブリッジの交換をしていきましょう。

ブリッジはレリック加工で少し曇らせてあります。 なかなか加工が上手くいったので、今となっては右側にあるもとのブリッジの方がツヤがありますね。

ブリッジを交換

ブリッジ側ピックアップの6弦のポールピースがやや1弦側によっているのでこのラインがギリギリ外側ということになりますね。

1弦と6 弦の位置

そこを踏まえてフレットの両端が均等に余るようにすると1弦と6弦の位置がここに決まりました。

これを5等分してサドル溝を切ります。

指板での1弦と6弦の位置

完成したところがこちら。

溝切りが完了

ハイ起きも修正されてなかなか良さそうなネックコンディションです。 しばらく張力をかけておきましょう。 あとは最終調整ですね。