水性塗料をためしてみる【自分で弾くためのベースを作る-1】

定休日を利用して塗装の実験を始めました。

都内の建て込んだ一軒家で作業するにあたっては、シンナー臭のするラッカー塗料を使った作業はあまりたくさんできないので、どうしても信州方面の塗装職人さんに外注をお願いすることが多くなります。

レリック加工が得意なのでそういう楽器を作るのは好きなのですが、なかなか本数が扱えないのです。

で、今回は自分で弾くためのベースを作るにあたって、環境に優しい水性塗料を試してみようと思います。 水性塗料は近年かなり進化しているように思います。 水性とは言っても、乾燥してしまえば塗膜は水には溶けなくなります。

下地にはアクリル系の水性サンジングシーラーを使います。 色から上には1液式速乾性アクリルウレタン水性塗料をエアブラシでスプレー吹きできないかと考えています。

下地を塗り終わったところがこちら。 これは刷毛塗りで2回目です。 1回目の塗膜を研磨してみましたけれど、ラッカーと同じような研ぎ心地でしたね。

水性サンジングシーラーで下塗り

ラッカーでなくても薄く仕上がれば良いので、なかなか期待が持てる感触です。 これを研磨した上にアクリルウレタンがどういう感じでのっかるのかが勝負の分かれ目でしょう。 また次の火曜日に続きをやります。