配線を引き直す【 Navigator PBフレットレスの修理-6】

ボリュームもトーンも取り去った配線になっていましたが、ボリュームとトーンを取り付けます。

余談ですが、ボリュームとトーンが付いていない直結状態の楽器は、次の機材の入力インピーダンスの影響をもろに受けます。

1MΩくらいのエフェクターやベースアンプの場合と、4.7MΩのダイレクトボックスでは高域の伸び方がガラッと変わってしまったりするので、電気的なことが分からないとPAさんに「音硬いね」とか言われて対処に困ったりするようです。

250kΩのボリュームポットが1個付くと、それ以上の合成抵抗値にはならないのでほどほどに収まります。

もとの配線

ピックアップ側の配線をまとめました。

配線の準備

ピックガード側の配線を済ませました。 写真を撮っていて気がつきました。 ジャックのホットとコールドが逆です(笑) このあとやり直しました。

新しい配線

ボディに取り付けました。

音出しチェック

これでとりあえず音が出るようになりました。


ケースの穴あけから【特注パワーサプライの製作-1】

以前、製作と設計のお手伝いをさせて頂いていたEarly BirdのPower Distributorを元にして、お客さまに合わせた仕様のパワーサプライを作ることになりました。

まずは穴位置にセンターポンチを打っていきましょう。

穴位置を決める

穴あけ作業です。

穴あけ作業

穴があきました。

穴があいた

右から18ボルトセンターマイナスを入力、左端がそのままスルーアウトで、それ以外が9.8ボルトセンターマイナスの出力となります。

DCジャックの配置

次に基板を製作します。

パワーサプライ基板

DCジャックの在庫が足りないので発注しました。