コイルを巻き足す【フェンダーメキシコJBのピックアップ改造-1】

以前、ピックガード交換などをしたJBです。

フェンダーメキシコのJB

ピックアップの出力が小さく、トーンを絞らないとミッドローが出てこないとのことです。

出力が低い

計測してみると直流抵抗値が7kΩくらいしかありません。 見た目は60年代風なこのベースですが、ピックアップは70年代のJBに似た仕様で、やや腰高で倍音の多いサウンドになっていたようです。

7kΩ以下しかない

ピックアップのコイルを巻き足してみることになりました。 樹脂ボビンなのでハンダの熱で溶けないか心配ですね。

樹脂ボビン

配線を外しました。

配線を外す

60年代の初め頃はエナメル皮膜線が使われていましたので、巻き足すコイルはエナメル皮膜線を選びました。

エナメル被膜線を巻き足す

フロント側2000ターン、リア側2500ターンくらいを巻き足しました。

2000ターンほど巻いた

フロントが8kΩ、リア側が8.5kΩくらいになりました。

巻き上がったコイル

ハウリング防止のため、ワックスポッティングをしましょう。