JOYOダイナコンプを買ってしまいました

夜中にうつらうつらしながらAmazonでコンプレッサーを見ていたらうっかり偶然にワンクリック注文してしまいました。

まぁ一番お安いものだったのでキャンセルせずにそのまま購入しました。

JOYO ダイナコンプ

箱がなかなかイカしています(笑)

うっすらとしかコンプがかからないのですが、そのうっすら感が自然で良いですね。 ノイズの増加分も少ないです。

ただツマミが取説と実際で違うような気がします。 アタックとサスティーンのタイムをいじるようなことが書いてあるのですが、どっちかというとそれぞれの帯域のスレッショルドのような効き方をします。

サスティーンを下げていくとボリュームで取り返せないくらい音量がどんどん下がっていきますし、そうなるとアタックのツマミをどこにしても同じ音がする気がします。

何か回路の中のそれっぽいところの抵抗をむりやりボリュームにしてケースの外に出したような感じがしますね。 でもそれゆえにだいたい真ん中あたりにしてあとは微調整すれば自然にうっすらコンプがかかった状態になるというお気軽ナチュラルコンプでしかも4千円台という良くできたPEDALです。

ツマミの位置はこんな感じになりました

でもシングルバンドのコンプレッサーをベースで使うと「低音を出そう」と指を寝かして指板に水平に弦を弾いたときに、その音圧に反応したコンプがゲインを全帯域のイコライジングを変えないまま下げようとするので、等ラウドネス曲線のグラフの低音域のつまり具合の分だけ低音が足りなく感じてしまうのだと思います。

つまり「ゴーン」と低音を出そうと体は動いているのに、出音はむしろ中高域が「パリョーン」と上がってくるという、身体感覚に逆うような音色の動きになってしまい違和感を感じていしまうのです。

自転車に乗れる大人が補助輪付きの自転車に乗ると曲がりきれずにこけるような感じとでも言いましょうか・・・。 やはりそこが気になるならマルチバンドのコンプが必要なのでしょうかねぇ。 お安い商品でしたが弾き込んでみてなかなか勉強になりました。