最終調整【Orvilleのレスポールスタンダードの改造-17】

弦溝の深さを追い込んでいきます。 この作業の時は、質量が小さいネックレストの方が開放弦を鳴らしてみたときの反応が分かりやすいので、最近はあえて梱包テープの芯を使っています。

弦溝の深さを追い込む

ピカピカにナットを仕上げて追いグリスをしておきます。

仕上げて追いグリス

手に当たるのでスタッドの長さを調整しました。

スタッドの長さを調整した

ブリッジ側のピックアップが配線に引っ張られるのか逆方向へ倒れようとするので、クッションを入れてみました。

傾くのでクッションを入れてみる

これで良い具合になりました。

良い角度になった

弦高調整をしてオクターブチューニングをしました。 サドルもきれいに並んでいます。

オクターブチューニング

トラスロッドカバーのネジが錆びて1本ネジ頭がダメになっていたので2本とも交換しておきました。

ネジを交換した

これで完成で良いと思います。

完成

レスポールスタンダードモデルなのですが、ゴールドパーツでカスタムっぽくなりました。


1弦問題が発覚【Burnyのレスポールジュニアタイプのチューンナップ-44】

新しい弦を張って完成・・・かと思いきや

弦を張って完成かと思いきや

1弦の最終フレットを押さえると、ポールピースに干渉します。

1弦のポールピースが・・・

ピックアップはボディトップに直付けですし、ポールピースもこれより下には下がらない構造のようです。

下げられない

ネックを持ち上げれば・・・と思いましたけれど、そうするとピックアップも一緒に上がってきますね。 設計上の問題なので指板がもっと分厚くないとどうしようもないかも知れません。

ネックは関係ない

ピックアップの耳の部分を彫刻刀で掘り下げてあったので、もう少し掘ってあげたら1mmくらいは下がるかも知れません。

できることがあるなら手直ししましょう。

スイッチの接点は磨いた

スイッチがパチパチいっていたので接点を磨いたら良くなりました。