チェック【スペクターNS-2のフレットすり合わせとナット交換-1】

以前、プリアンプを修理したことがあるスペクターです。

開放弦やローフレットを強く弾いたときに異音がして気になるそうです。

NS-2

ブラスナットの4弦解放でヘッド側に振動が逃げるときの異音がしています。

開放で異音がする

ナットの上面が低くて、なおかつ溝のヘッド側は弦に当たっていないので、弦がかなり点に乗っています。 もう少し上面を高めにして、溝の底面の角度をペグとブリッジに向かう角度の中間くらいに収めると止まるはずです。

ナットは交換することになると思います。

振動がヘッド側に逃げている

ローフレットにグリスダウンしたり、ローフレットをハンマリングしたときに、気になる音がでるそうです。

はっきり原因は分かりませんが、ナットの弦溝を作る上で、フレットの頂点がきれいに並んでいることが望ましいので、フレットのすり合わせもさせてもらいます。

フレットが減っている

できることをしっかり作業した結果、演奏中のすべての違和感が解消すると良いですね。


シムを製作する【カスタムショップ製メイプル1Pストラトのフレット交換-15】

オーナー様と御相談の結果、ネックジョイントにシムを入れることになったので製作していきます。 0.3mm厚で良いでしょう。

シムの製作

今回は弦高が上がらないパターンなのでヘッド側に入ります。

シムを入れたところ

ボディが黒なので思ったより目立たなかったです。

隙間は目立たない

弦高調整とオクターブチューニングを再度確認していきましょう。 

弦高調整とオクターブチューニング

これで問題なく調整できました。 フェンダーの7.25インチ指板Rなので、弦高を下げすぎるとチョーキング時に音詰まりが起こってしまいます。 1弦側は12フレットで1.4mmくらいにしました。

完成

これで完成ということで、お返ししましょう。


フレットの端を整える【ミディアムスケールストラトのネックオーバーホール-9】

フレット溝が深いネックなので、余ったところはメイプルの薄板で埋めておきます。

溝を埋める

フレットの端をカットしていきましょう。

フレットの端を整えていく

塗装が欠けているところがあるので、瞬間接着剤を塗って形を整えておきます。

塗装が欠けているところを補修しておく

指板に塗装を吹くついでに、サイドにも指板面から1cm~くらいの範囲をめがけて吹き付けておけば、周りになじんでくれるのではないかと予想しています。