フェンダージャパンの70年代風JBです。 この個体はもう20年くらい前のものですが、今でも似たモデルがありますね。
ペグはジュラルミン製に交換することになっています。
ピックガードをリアルセルロイドピックガードに交換します。 またピックアップもローラーのものに変わります。
元の配線はこんな感じ。 ときおりフロントピックアップの音が出なくなったり、小さくなったりするそうですが、これはアース側の配線を省略してあることに由来しているようです。
ポットを締め付けるときにはさむロックワッシャーでアースの配線の代わりをしているので、経年変化でこの接触抵抗が大きくなってきています。 弦アースについても同様で数キロΩも抵抗値がありました。
このくらいの値になると、アース線から外来ノイズ電流が吸収される効果が下がって、弦を通じて電磁誘導でピックアップからノイズが入る方が大きくなるようで、弦を触る方がノイジーでした。
ナットは無漂白のオイル漬けナットに交換することになりました。
ブリッジに関してはチタンサドルに交換します。
さっそく、コントロールのアッセンブリーを作りました。
反対から見たらこんな感じ。
これはロシアの軍用コンデンサですかね。