ナットの弦溝を追い込みます。
弦高調整、オクターブチューニング、ピックアップの高さ調整を終わらせました。
弦交換の度にオクターブチューニングの位置が変わらないようにするためのナットを追加します。
これで完成です。
9ボルトの乾電池を買ってきました 紙のパッケージに代わったようで、環境に優しくお財布に優しくなくなって新登場ですね。 今はUSB充電の機器が増えて、9ボルトの電池を使うことが減っています。 少しずつ手に入りにくくなっていくのかも知れませんね。
配線をよくチェックして通電&音出ししていきましょう。 無事に音が出ました。
ナットの弦溝の深さも調整したので改めて弦高調整やオクターブ調整、ピックアップの高さ調整などをしました。
ノブはオーナー様にお任せするとしてこれで完成です。 長い期間お預かりになってしまいましたがこれで弾けるようになった思われます。
樹脂指板のせいか、あるいは接着剤のせいか分かりませんが、ヒーター修正してもキッチリ元に戻るというのが苦労したところです。 最終的に指板を削るしかないという結論になってからは比較的スムーズに進みました。
ブラックナイロン弦ならなんとかトラスロッドが頑張ってくれそうです。「ほんのちょい逆反り」になるようにペグを緩めて保管してもらえると良さそうです。
ナットを外しました。 トーカイのナットの下って破片が飛んだままアロンで接着してあることが多い気がするのですが機械で加工するときにチップしやすいところなのでしょうか。
SonicのオイルドボーンナットOB-02を粗加工して接着します。
ペグのネジ穴が1カ所ダメになっているので埋めます。 それ以外のところも低粘度の接着剤でコーティングして補修しておきます。
埋めた1弦以外は取り付け位置も良い感じなので、埋めて開け直すときに1弦も修正できると良いですね。
チューニングの安定感をよくする目的で、ペグのポストを磨きました。
ブッシュの内側にはグリスを薄く塗っておきます。
分解清掃して良くなったように見えたフロントボリュームですが、音出ししてみるとやっぱり微妙です。
今は大和マークとかスカッドとかからAlphaブランドの24Φサイズ・ミリスペックポットが流通しているようですから、そちらに交換していきましょう。
昨日大和マークに無漂白牛骨ナットの注文を出したところだったので絶妙に間に合いませんでした。 スカッドの小売り品を注文してみました。