ナットを外した【レスポールスペシャル(20250601お預かり)のナット、ブリッジ交換-5】

デルリンは良く滑る素材ですが、ナットのサイドに付着した塗装もほぼ密着していなくて浮いているようです。

ナットに付いた塗装

カッターで切り取るのですがヌルヌル割れてきて怖いですね。

ナットに付いた塗装

塗装はネック材にしっかり食いついているので、むしろ自動的に接着ラインできれいに割れて取れました。

きれいに取れた

ナットを外します。

ナットを外した

両端の木部に染みこんでいるのが接着剤ですね。 掃除したらOB-02を取り付けて行きます。


ナットの成形【フェンダーのボディネックで組まれたストラトのナット交換-3】

修理中のアックスベースのブログをご覧になったオーナー様から、このギターもジョイントネジがボディにも効いてしまっているので、ボディ側の穴を少し拡げておいて欲しいというご要望があったの加工しておきます。

ジョイントプレートがラッカー塗装に張り付いて剥がれません。 無理に剥がさなくても作業できそうなのでそのままにします。 塗料を一度にたくさん吹きたくて柔軟剤を入れすぎたパターンでしょうか。

ジョイントプレートが剥がれない

ネジの太さはこれくらい。

ネジの太さ

拡げすぎず、でもスッと通るくらいにしてあります。

ネジが通るようになった

ピックガードを加工したときにバリが出ているようです。

バリがある

バリ取りだけしておきました。

PGのバリ取り

無漂白牛骨ナットの成形をしました。

ナットの成形


キャビティを整えた【アックスベースの改造-8】

ボディ塗装の前にキャビティを掃除しておきます。 キャビティの中が木くずや塗装でデコボコしているのでスクレーパーでさらっておきます。 ピックアップのクッションのゴミも掃除しておきます。

スクレーパーでさらう

余計な凹凸がなくなりました。

凹凸がなくなった

リアピックアップキャビティを拡げたときに剥がれた導電塗料も塗っておきました。

導電塗料を塗り直しておく

これでボディの研磨に入りましょう。