チタンサドルの加工【レスポールスペシャルタイプの改造-2】

KTSのチタンサドルをやすりで削って加工します。 本物のバダスにそのまま合うラインナップはないので、加工が必要になります。

PR-02(インチ規格用)にM3(ミリ規格)のネジを切ったものを特注して、チタンを削ってフィッティングします。

チタンサドルを削る

オクターブネジが持ち上がってしまってはまらなくなるので、図の青いところを削ってサドルを下げる必要があります。

青いところを削る

上手く収まりました。

(もうひとつの方法としては、PR-01の弦溝無しを特注して、バダスブリッジ側のオクターブネジが通っている穴や、ネジ先のくぼみを拡げるという手もありそうです。)

チタンサドルを取りつけた

セキュリティロックを取りつけたいので、ストラップピンのネジ穴を追加加工します。 ここは緩みやすいネジ穴なので、通常より少しせまめの穴にするのがコツです。

ストラップピンのネジ穴加工

セキュリティロックが付きました。

セキュリティロックが付いた

ロッドカバーのネジ穴は上側を埋めました。 この方がナットの近くに付けられて間延びしませんし、上側は左右にずれているような気がしたからです。

ネジ穴を埋める

新しいカバーを付けてみました。

新しいネジ穴をあけた

なかなか良さそうですね。 次回はチタンサドルに弦溝を作っていきます。