ネジ穴を埋める【Freedom PBのピックガード交換-2】

ピックガードのねじ穴を埋めるために、ネックを外して、弦をブリッジごと外しました。

そこで気が付いたのがこのマスキングテープ。 製品の管理のためでしょうか? 9の上に弦アース線のあとがありますね。 これでは弦アースを絶縁してしまいかねません。

謎のマスキングテープ

塗装にもあとがありますね。 テスターを当てたりもしてみましたが、導通はしていたようです。 感電防止など何か意図があって後から貼ったのでないなら、取り除いた方が良いですね。 オーナー様に確認してみましょう。

一応弦アースはつながっていたようだ

ノブの向きを記録。

ノブの向き

ピックガードを外してみると、アルミのプレートが出てきました。 ビンテージフェンダーと同じですね。 しかしねじ穴が全く合っていませんね。

アルミのプレートが入っていた

結果的にネジが斜めに向くのでボディにあいた穴も斜めに広がっています。 でもこれ、ビンテージフェンダーもピックガードが縮んでそうなっているわけで、このシリーズには合っているのでしょう。

ねじ穴が斜めになっている

リアルセルロイドピックガードにアルミプレートを載せてみました。 こちらの方がねじ穴が近いですね。 おそらくUSAのねじ穴位置に合っているプレートなのです。 元から付いていたのはおそらくダイワマーク製で、モントルーのリアルセルロイドピックガードはUSAのガードから型取りしているのでしょう。

リアルセルロイドの方が穴位置が近い

アルミプレートを付けないか、アルミプレートの穴を修正せずに無理矢理付けるか、アルミプレートの穴の合っていないところを合うように拡げてから付けるかの3パターンあり得ますね。 これも確認しましょう。

ネジ穴を埋めた

とりあえずねじ穴を全て埋めました。