普段、ライブ撮影で使っているレンズをそのまま使えるNikonのフィルムカメラを探したら、F80Dという2000年頃に販売されていたカメラを見つけました。
フィルムからデジタルに変わる過渡期のラインナップゆえに、デジタル時代のレンズしか使えないフィルムカメラという謎仕様なせいか、今ではまったく値段が付かないらしく、ヤフオクでなんと2千円でした(苦笑)
8年前に初めて買ったカメラD5100(右)と、去年買い足したD7500 (左)に続いて3台目のNikonです。
電池がまだ届いていないのでファインダーが暗いのですが、24mm f1.8Gがちゃんと使えそうです。 フルサイズだと同じレンズでもいつもより画角が広いです。 あとファインダーが大きい。 愛用の85mm f1.8Gもあるので、広角と中望遠でポートレート撮りできますね。
Nikonのデジタルカメラはライブ撮影用としては気に入っているのですが、お散歩カメラとしては、どうも雰囲気が足りないという不満があったのです。
最新のRAW現像ソフトで色をいじれば後からどうにでもなるのかもしれませんし、Nikon Z(ミラーレス機)に登載されたフィルムライクな仕上げも楽しそうではあるのですが、自分で撮っていても人に渡すにしても、仕上がりに必然性や説得力が感じられなくなりそうで不安があります。
「もうこのトーンで撮れちゃったものは仕方がないです。このフィルムが好きなんで。」と言えるのが、このカメラのなんとも気持ちの良いところです。
ホワイトバランス、彩度、シャープネス、コントラストなど、デジタルカメラにしかないパラメータを撮影時にポチポチしなくても良くなることに解放感すら感じます(笑)