お客さんに持ち込んでもらったスイッチ付きポットなのですが、1個ノブがはまらないものがありました。 よく見たらローレット(ギザギザ)の数が違いますね。
250kΩを使うストラトのインチノブは中にギザギザが付いていないので、ローレットの数は気になりませんし、メタルノブもローレットは関係ないです。 レスポールにスイッチポットを使うことがあまりない上、みんな無理やり押し込んでしまうから気にならなかったのでしょう。
多分、日本中で誰も気が付いていなかったのではないかと思います(笑) 左の物はメタルノブで使うとして、今回はうちにあったローレット数が正しい右と同じシャフトが使われている在庫と入れ替えて進めます。
スイッチポットの下配線をしていきます。 ネック側・ブリッジ側ともにポールピースがネジになっている方が生きるようにタップすることで、センターポジションの時にハムノイズをキャンセルできるようにSuhrピックアップは作ってくれてあるようです。
なので、出力線側をフルとタップで切り替えるスイッチがひとつと、アース側をコールドとタップで切り替えるスイッチがひとつという構成にします。
導電塗料にアースをつないでいきましょう。
ポット間の配線から始めます。
このあとスイッチの配線やピックアップの配線に続いていきます。