今回の改造のテーマは電源の強化です。 使いやすさを重視して電池仕様なのは変わらないのですが、オペアンプ部分とトランジスタバッファー部分で電源を分けてみます。
オペアンプは9ボルトの四角い電池2個で18ボルト仕様になります。 なんだかんだ言ってオペアンプは電源電圧が高い方がワイドレンジになりますよね。 今までエネループ4本(5ボルト弱)だったのでここで結構変わりそうです。
レールスプリッターICでしっかり中点を取ってアースにつないで仮想グラウンドとして、上下にピッタリ対称なプラスマイナス9ボルトの電源をオペアンプにもっていきます。
ヘッドホンに電力を供給するトランジスタバッファー部分は、こまめに充電しやすいことを重視してエネループ4本を今まで通り採用します。 今までは抵抗で分圧して中点をアースにつなぐタイプの仮想グラウンドにしていましたが、エネループの2本と2本の間をアースに落としてプラスマイナス電源にします。
ここはエネループの減り具合で上下の電圧が非対称な電源になってしまいますが、オペアンプが出力をフィードバックで監視するので良しとします。 仮想グラウンドではなくて純粋にプラスマイナス電源になりますし、コンデンサアレイも強化されるので、ここでも何かしら変化があることでしょう。
兵馬俑です。 全部で60個あります。
足が120本でそれぞれつなぐとハンダ付けが240カ所でしょうか(笑)
メイン基板の方も部品を戻していきます。