バリミッドを移植する【TUNEのブラスナットとプリアンプ交換-1】

以前お預かりしたことのあるTUNEです。 年末にIbanezから取り外したバリミッドの配線をこちらに移植します。 ゆっくりめに納期を頂いたのに甘えて取りかかるまでに随分時間がかかってしまいました。

TUNE

5弦ベースですがハイC仕様(普通の4弦に高い方の弦を1本追加する)で使っていたのをローB仕様(低い方の弦を1本追加する)に戻すことになっています。

仮で使っていたナットの高さの都合で、ナットの下に薄板が入れていたようです。 ここを掃除します。

上げ底してある

接着剤も取り除きました。

ナットの下を掃除した

接着剤を剥がして曇りをきれいにしたブラスナットを戻していきましょう。

ナット

配線を分解していきましょう。 バルトリーニが付いています。 これはなるべく形を残して取り外したいです。

配線部

元の配線はこんな感じでした。

配線部

スポッと生け捕りにしました。

配線を生け捕りにした

ボディ側はこんな感じ。

配線を始める

バリミッドの配線です。 バランサーからピックアップの線が入って、それ以外は電源、出力、アースとなっています。 配線を掃除して予備ハンダなどの準備をしておきます。

ハンダを掃除する

ロックナットの位置、ロックワッシャーの枚数などを調整しながら収めていきます。 これが結構難しいですね。

ポット類の取り付け

こういう感じでなんとか収まりそうです。

配線が収まった

バルトリーニの本体にもバッテリーを固定するための黒いクッションが付いていたのですが、このままでは固定するところがひとつ減っているので、壁面に貼るクッションを切り出してみようと思います。