分解しながらチェック【Carruther’sベースの配線改造-1】 

カラザースのベースです。

カラザース

美しい杢の出た材でできていますね。

カラザース

フロントがクワッドコイル、リアがデュアルコイルになっています。 これをロータリースイッチを使って3パターンの組み合わせで使えるように改造します。

ピックアップ

今はバランサー、マスターボリューム(プリアンプオンオフ付き)トレブル、ベースになっています。

コントロール部

バランサー、マスターボリューム(バッファーオンオフ付き)、パッシブトーン、ロータリースイッチという配線にします。 4回路3接点のロータリースイッチを使いましょう。

フレットのすロータリースイッチり合わせ

裏パネルを開けてみました。

元の配線

元の配線はこんな感じ。

別アングルから元の配線

銅箔シールにアース周りの配線が集められていますね。 ちょっと珍しい配線です。

銅箔にアースを集めてある

バッテリーの下からクッションが出てきました。 元々は18ボルト用だったのでしょうか? 広めですね。

バッテリーキャビティ

ピックアップを外しました。 リアはパラレルで出ていたようです。 フロントはどれがどれにつながっているのか詳しく調べますが、PBと逆PBみたいにシリーズでつないだ物をパラレルで出していたっぽいたすき掛けの配線が見えます。

外したピックアップ

元々はJBタイプのピックアップが付いていたような形跡があります。

PUキャビティ

配線が生け捕りにしました。

生け捕りにした配線

コントロールキャビティはこんな感じ。 銅箔シールを貼り替えるか、導電塗料を塗布しても良いような気がします。

コントロールキャビティ

ピックアップのコイルについてや、ロータリースイッチの接点、バッファーの取説などを確認して配線を考えていきましょう。

配線を考える

フロントピックアップは8芯のケーブルを引っ張り出すことになりますので、古い刑事ドラマに出てくる、とってつけたような時限爆弾の小道具みたいになりそうです(笑)