3シングルのストラトのミドルピックアップの音を、リアピックアップに直列に混ぜることができるS-S-Hブレンダーを作っています。 フロントピックアップに効かせることもできるのでH-S-Hブレンダーにもなります。 今まで何人かのストラトに登載しましたが好評です。
ハーフトーン時にブレンダーが干渉して意味不明な動きをしないように4回路5接点のスーパースイッチを利用しています。 スーパースイッチは切り替わるときに接点がオープンになるので、ものすごく絶妙な位置に止まってしまったら無音になるリスクもあるので、ライブよりはレコーディングやセッション向きかもしれません。
シングルコイルを直列につなぐブレンダーは、電気的構造としてはハムバッカーのタップボリュームと全く同じです。 ですので、お客さんのレスポールを改造する前に自分のギターでもう少しタップボリュームを研究することにしました。
Aカーブ250kΩ、フルアップ加工したAカーブ250kΩ、Bカーブ250k、スムーステーパー抵抗(実験では半固定を利用)、ハイパスコンデンサなどを組み合わせて試しました。