弦高の調整【ムスタングのネックをオーバーホールする-12】

ムスタングなので、弦高調整を弦ごとにできない構造のサドルになっています。 指板のRとブリッジサドル側のRがぴったり合っていないことがあって、このギターですとどうしても4弦の弦高が低めになってしまいます。

弦高のバランスが悪い

以前も作ったことがある、サドルの下に入れるパーツを作ってみます。 まずはアルミ板を切り出します。

アルミ板を切り出す

成形します。 16mm×11mmくらいで良さそうです。

形を整える

手をケガしないように角を丸めるように研磨してこんな部品ができました。 今回は0.5mm厚で作りました。

部品が完成

サドルの下に入れます。

サドルの下に入れる

サドルを取り付けたところがこちら。 見た目がどうしても嫌な場合は弦を張り替えるついでに取ってもらえば良いと思います。

完成

新しい弦に張り替えます。

新しい弦を張る

ナットの溝の深さを削って仕上げました。

ナット溝の仕上げ

これでネックが動かなければ完成で良いと思います。