チェックと穴埋め【ES-335のペグ交換-1】

335をお預かりしました。 ペグを交換したりナットを調整したりします。

ES-335TD

3弦5弦6弦の溝が浅めでバランスが悪いようです。

ナット部

今は.010~.046が張られていますが、3弦が巻き弦になったりしますので全体的に溝をチェックしておきましょう。

弦

現状、オクターブチューニングが合っていません。 弦のゲージもかなり変わりますから最後にここも調整します。

ブリッジ

ペグを交換することになっています。 クルーソンのネジ穴が残っているので、ここも埋めることになっています。

ペグ部分

交換用のペグはこれを持ち込んで頂きました。

交換するペグ

元のペグのポストは9.6mmくらいで、ギリギリの穴がヘッドにあいています。

元のペグポスト

交換するペグは9.9㎜なので10mmまで拡げましょう。

新しいペグのポスト

穴を拡げました。

ポスト穴を拡げる

取り付けつつ、ネジ穴を見ていきます。

仮組みしてみた

一度全部埋めた方が良さそうです。 クルーソンのネジ穴は見えているので穴を拡げずに棒を削って埋めます。

ネジ穴は全て埋める

ロトマティックタイプのネジ穴は、ドリルビットが接着材の境目に吸い込まれたり弾かれたりしないように、元の穴より広く埋まっている方が良いので2.2mmの丸棒に合わせて穴の方を少し拡げました。