ギブソンタイプ・ブリッジの分解方法

掃除をするときやチタンサドルなどに交換するときにブリッジを分解することがありますね。 ギブソンタイプのブリッジはこんな感じで分解できます。

まずはABR-1型です。 針金でオクターブねじを固定してあります。 ここに小さなマイナスドライバーやピンセットを引っかけて外します。 針金を曲げて壊さないように。

ABR-1の分解1

端のねじ頭をこえると急にバラバラになります。

ABR-1の分解2

戻すときはピンセットを使います。 ひとつずつ針金に収めていって、端のひとつを最後にパチッとはめると固定できます。 もし針金をダメにしてしまったらギター弦から自作することができます。

ABR-1の組み立て

ナッシュビルタイプはねじを回して行くとサドルが最後まで押し切られて、その後ねじがせり出してきますので、そのまま分解できます。 むしろこちらは組み立てが難しいかもしれません。

ナッシュビルタイプの分解

裏からバネを入れながらねじを差し込んで、マイナスドライバーで回しつつ途中でサドルを通して、ねじ先をくぼみに押し込む・・・指であちこち同時に押さえながら作業できる手先の器用さが必要ですね。