ハイポジションのフレット溝を修正した【76JBのネック修理とパーツ加工-11】

ヒーター修正だけではハイポジションの順反りを抑えられないのでフレット溝を狭めに補修して、フレットの足で指板を押し広げる方向の力を加えていきます。

まずはフレットを抜きました。

フレットを抜いた

溝を補修していきます。

フレット溝の補修

指板にギュッとフレットを押し込んでいきます。

フレットを押し込む

弦を張ってみたところ良い感じに逆反っています。 これから多少戻ってきても真っ直ぐかやや逆反りくらいのハイポジションになってくれると思います。

ハイポジションを逆反らせた

シムを入れたままにした状態ではありますが、サドルの高さが常識的な位置に戻ってきました。

サドルの高さ

フレットのすり合わせを進めます。

フレットのすり合わせ

フレットを磨いてきます。

フレットを磨く

ピカピカに仕上がりました。

フレットを仕上げた

ジョイントポケットの6弦側に入っているシムを見ていきましょう。