2イン2アウトABボックスの手直し

先日製作したABボックスです。

ABボックス

リハスタで使ってみてもらったのですが、スイッチを踏む度にバコバコとポップアップが鳴ってしまうようです。

どうやらGodinの内蔵プリアンプの出力側カップリングコンデンサに、常時充電するための抵抗を内蔵していないことが分かりました (図↓)

この抵抗が無いと、次段の入力にも抵抗がぶら下がっていない機材(ファズフェイスなど古い機材にたまにある)をつないだときに、いろいろと不安なことが考えられるので(ここが電解コンデンサの場合に、相手方のバイアス電位のほうが高くてうっかり逆電圧がかかって壊れるとか・・・)省略してあるとは思いませんでした。

出力カップリングコンデンサを充電する抵抗

100kΩでホットとコールドをつなぎました。 これでバコバコいわなくなりました。

出力カップリングコンデンサを充電する抵抗

わずかにパチパチいいうので、足下のプリアンプの入力インピーダンスにも並列に抵抗を入れておきました。

入力カップリングコンデンサを充電する抵抗

実際にこの機材を使うことになるメンバーさんが万一、センタープラスのACアダプターをつないでしまっても、LEDやパワーサプライが故障しないように保護ダイオードを直列に入れておくことになりました。

抵抗とダイオードをまとめた

絶縁して・・・

絶縁する

絶縁してスイッチに取り付けました。

絶縁する

ギタリストさんは実際に使ってみて、マグネティックピックアップとピエゾピックアップという表記の方が直感的に使いやすいという感想だったそうです。 1番、2番という表記をMGとPZに変更しました。

ダイモを張り替えた