ひび割れているところに低粘度の瞬間接着剤を流し込みました。 導電塗料が溶けて流れ出てきますが、こういうところの塗装の下にも導電塗料が隅々まで塗られている証拠ですね。
ボディ材と埋木の間で硬さの差があるとき、ドリルビットが柔らかい方へ流れていってしまって、高い精度で穴あけ加工できないことがあります。
なので今回は少し大きめの埋木を作ることにしました。 埋め込みたいアンカーが10Φくらいなので、今回はひとまわり大きく12Φの木栓をメイプルで作りました。
穴を拡げるので塗装を引っかけて割らないように先に面取りします。
12.2Φのビットで拡げています。 実際には穴の中が毛羽立ったりして12Φの木栓がギリギリ入るくらいになります。
接着しました。
アンカーを1mmエンド方向へ下げたら、メイプルの木栓がネック側へ2mm残るはずです。
これで強度を稼ぎつつ、オクターブチューニングしやすい位置にサドルがくるようにトレモロが付けば良いなと思っています。