3弦の5フレット辺りにビリ付きがあるので、フレットのすり合わせをすることになりました。 5箇所くらいフレットの浮いているところがあったので、すり合わせを始める前に押さえ込みました。
この辺りがいちばん減っています。
まずは弦の痕がなくなるところまで全体をすり合わせていきます。
一度フレットを丸め直しました。
弦を張って確かめます。
演奏するときと同じ状態で抱えたまますり合わせを追い込むことで、フレットの頂点の凹凸を取っていきます。
そこで気が付いたのですが、この自然と味が出たペグですが、ピカピカのペグに交換しても良いのでしょうか? レリック加工した方が良いかどうか確認しましょう。
フレットを仕上げていきます。
ピカピカになりました。
フレットが減っていたこともあると思いますが、経年変化で微妙に指板が波打っていたところの山の手前がビリついていたように見えます。 オーナー様が気にされていた部分はずいぶんと良くなりました。