ダンカンのストラトをメンテナンスします。
yubi sound labの表記が見えます。
弦はこちらに交換します。
トレモロが微妙な量だけフローティングになっています。 この感じで良いのか、それともダウンオンリーや使わないセッティングが良いのか確認しましょう。
1弦側を大きく上げるセッティングになっています。 弦が引っ張られて唸ってしまっていて、オクターブチューニングが合いません。 控えめなセッティングに戻そうかと思います。
トーンはフロントとリア用に1個ずつになっているようです。 センターは効かなくて良いのか確認しましょう。
ジャック部分をあけてみました。 特に問題はなさそうです。
バックパネルが汚れているので掃除しましょう。 キャビティはきれいですね。
ポールピースに砂鉄がたくさん付いています。 掃除しておきましょう。
フロンとピックアップのキャビティがぎりぎりピックガードから見えるので、なるべく見えないようにピックガードを取り付けるときにネジを締める順番を気にしたいと思います。
ネックジョイントのネジがボディにも効いてしまっています。 ここはネジが素通りしてくれないとトラスロッド調整のたびにネック側のねじ穴を拡げてしまう可能性があるのでほんの少しだけ拡げます。
ネックが順反っているのでロッド調整します。 もともとあまりロッドは締まっていないようなのでトラスロッドの調整範囲に収まっていると思います。 グリスを塗って起きます。
配線を一応チェックしておきます。 特に問題ないと思います。 センターピックアップにもトーンが必要な場合はスイッチの部分で改造します。
全てのキャビティは、塗装を磨いたときのコンパウンドが丁寧に掃除されていて素晴らしいですね。
.046の弦が弦溝に引っかかっています。
上面側だけ拡げておきます。 プレーン弦もコキコキいいがちですけれど、それは材質の問題のように見えるのでグリスを塗って様子を見ます。
ネジの太さを測って、ボディ側のジョイントねじ穴を拡げました。
ネックのネジ穴を面取りして、ネジの通り具合をチェックしました。 カーワックスで滑りを良くしておきます。
トレモロやトーンについて確認すれば、あとはペグを分解してチェックして、フレットクリーニングして、全体を調整すれば良さそうです。
とにかくキャビティが丁寧に掃除されていて、手間をかけて作った楽器なのがよく分かります。