配線を分解する【SG1500のピックアップ交換-1】

YAMAHAのSGをお預かりしました。

SG1500

ピックアップとエスカッションを交換します。 このエスカッションはスイッチが付いていてコイルの組み合わせをコントロールする機構が付いています。

交換するピックアップとエスカッション

今はハムバッカーのタップ機構が付いたアッセンブリーが付いています。 これについては、将来もし元の配線とピックアップに戻したくなった場合に備えて丸ごと生け捕りにします。

コントロール部分は生け捕りにする

弦がどっちか分からないから測って欲しいのことですが、今は.009~.046のセットを張ってあるようです。

弦

オクターブチューニングが一部フラット気味でした。 ピックアップの磁力に引っ張られているだけかも知れないので、ピックアップを交換して弦を交換したあとにもう一度チェックしておきたいと思います。

少しフラット気味なオクターブチューニング

ピックアップを裏返してみました。 こっちの方で配線をはずした方がアッセンブリーの生け捕りには良さそうです。

ピックアップの裏側

赤がホット、緑がタップ線、それ以外がハムバッカーのベースプレートにつながっているアースです。

ピックアップの配線の仕組み

ノブを抜くために引っ張ったら、プッシュプッシュスイッチ機構が壊れてしまいました。 プッシュプッシュは壊れやすいですね。

スイッチが壊れた

プッシュプッシュスイッチポットは入手しにくくなっていますから、戻すときはプッシュプルになるかもしれません。

コントロールを外した

コントロールキャビティはトグルスイッチにつながっている部分だけになりました。

コントロールを外した

エスカッションのネジ間隔とネジの太さが新しいエスカッションに合わないので、一度埋めてしまいましょう。

ネジ穴を埋める