ワーウィックの5弦フレットレスベースです。
もともとフレッテッドだったようですね。樹脂か何かで埋めてあるのでしょうか? 埋まりきっていないところと、指板材が痩せて出っ張っているところがあります。 ビリつく原因にもなっています。 埋め直して指板研磨したいです。
トラスロッドはおそらくツーウェイが入っていてパイプレンチで7回くらい締め込むと多少のハイ起きが残りつつローポジションは真っ直ぐに近くなる感じです。 少し負担が大きすぎる気がするのでヒーター修正から試してみます。
ナットの表面にヤスリの傷が残っていてワイルドですね。
弦を外してみました。 1・3弦の弦溝に穴があります。 初めて見たのですが、こうするとメリットがあるとかいう流派があったりするのでしょうか?
もしかして樹脂ナットにありがちなモールドの穴↓があって、フレットレス加工してナット溝を下げたら穴が出てきてしまったのでしょうか。 だとしたらブラックタスクの大きいサイズのものに交換してもいいかもしれません。
ペグが緩いのでロックナットを締め込もうとすると動きます。 引きずったような跡がありますね。
こういう感じになっています↓
ペグが細くて
穴が広いから
隙間ができて動いているようです。 チューニングを安定させるためにも、穴の3~4方向に0.5mmくらいの薄板を貼って穴の中央にペグを取り付けられるようにして、ネジ穴も直した方が良いと思います。 ネジ穴がグニャグニャ押し広げられているようです。
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