全体のチェックから【グレコのリッケンバッカー風ベースの改造-1】

グレコブランドのリッケンバッカー風ベースです。 塗装や配線などいろいろ修理と改造をします。

グレコのリッケンバッカー風ベース

指板が厚いのでツーウェイロッドが入っているのかと思ったのですが、ベンドロッドが入っています。 あまりたわませる余裕がないせいかロッドナットを180°くらい回すと早くも手応えが固くなってきます。

ベンドロッドがあまり効かない

めいっぱいロッドを締めてもハイポジションに大きな順反りが残ります。 今回はフレット関係の作業はやらないのですが、ヒーターが効けばラッキーくらいのノリで一度ヒーター修正はしてみることになっています。

ミュートのクッションが硬くなっているのでピックアップの下に入れるクッションに交換してみます。

クッションが硬くなっている

やたらと音が小さいのでトーンを絞ってみたら音が出なくなります。典型的なコイルの途中で断線しているパターンです。 テスターでも断線を確認しました。 リアはうちにたまたまあった韓国メーカーの製品を付けて、フロントにはAmazonなどにある謎メーカーのトースターピックアップを付けることになりました。

ピックアップが両方断線している

ジャックが飛び出ているのが気になるとのことです。 ナットを内側に追加しましょう。 錆びていますし交換しても良いかもしれませんね。

ジャック部分

ボディトップは今作っているベース用イコライザーペダルみたいにアクリル絵の具を使ってオモテ面とサイドをハンドペイントすることになりました。

塗装の上にアクリル絵の具で色を塗る