ブリッジの取り付け【白いレスポールジュニアの部品交換-5】

フレットが曇っているのでクリーニングしておきました。

フレットクリーニング

オクターブ方向の取り付け位置を固定するためのナットを追加しておきます。

固定用ナットを取り付ける

ブリッジの位置を決めました。

ブリッジの位置出し

ナットの弦溝が6弦側へよっているのを考慮します。

ナットの溝

この位置で左右対称でなおかつ、ポールピースの上を弦が通ります。

1・6弦の位置

弦溝を作っていきます。

弦溝を作る

低粘度~中粘度のネジロックで細かい部品をミュートしておきます。

ネジロックで仮固定する

弦高調整をしてスタッドの下とボディトップの隙間を計測します。 3mmくらいです。

3mmくらい隙間がある

リングは2.5mmのものが使えます。

スペーサー

スペーサーは0.5mm厚のものが4枚入っていました。

スペーサーの厚み

アンカーとボディトップ面の間は1弦側が0.3mmくらい、6弦側が0.5mmくらいです。

アンカーとトップ面の差

ミリスペックのボリュームポットに付けるドレスワッシャーで0.3mm厚のものがうちに偶然ありました。 これを1弦側に使いましょう。

0.3mm厚のワッシャーがあった

あとで分からなくならないように色を塗っておきます。 1弦側が0.3mm+0.5mm+2.5mmで6弦側が0.5mm+0.5mm+2.5mmになっています。

印を付けておく

この素材のナットは弦がくっついて引っかかりやすいのでグリスを薄く塗っておきました。

ナットの弦溝にグリスを塗っておく

これで作業は完了です。

加工が完了

しばらくおいてみてネックの反りなどに変化などがなければお返ししましょう。