もう一度基板の音出しチェックをしておきます。
改めてベースをお持ち頂いたので、基板を戻していきます。 ヨレヨレになっている線は交換しました。
トレブルのポットにつながる線とジャックにつながる線は、部品が緩んで回転したときに力がかかりそうだったり、どうしてもショートして欲しくなかったりしたので熱収縮チューブで補強しました。
消費電力はピックアップとイコライザーの両方で1.1mAくらい。 問題ありません。
これで完成です。
表面実装両面基板で修理しづらく、ネット上にも回路図がなくて一時は諦めかけましたけれど、海外のベーシスト掲示板や一般的なBAX回路図などから部品を推察して修理することができてしまいました。
直ったのも良かったですけれど、応急的な修理でグシャッとなっていた配線を一度きれいにリセットできたのも良かったと思います。
一番頻繁に交換修理が必要になると思われるバッテリースナップを一番最後に配線してありますので、万一トラブルが起こっても、ライブハウスのスタッフさんがすぐ手直しできるようにしておきました。




