ネックジョイントを修正しましょう【フェンダーメキシコストラトの修理-2】

ネックジョイントを裏側から見たところです。明らかに隙間があいています。ネジやネック側の材がめくれたところが目視できるほどです。

隙間があいています

ネックをボディにしっかり押しつけた状態でネジ止めしなかったことが原因です。しかしそもそもボディ側の穴がジョイントネジの直径より大きければ、ボディ側にネジが効きませんので、今回のようなことは起こらないはずなのです。

見ての通りネジがしっかりボディ側にも効いてしまっています。引っ張っても取れません。

ボディにネジが効いています

ボディの穴は4ミリくらいであけられています。

ボディ側のネジ穴

しかしネジは4.8ミリくらいあります。

ネジの外寸

これに合わせてボディ側の穴を5ミリまで広げました。結果ボディとネックがしっかり密着しました。

ネックジョイント部分

欲を言えば、ネック側のネジ穴をボディに合わせるために埋めて開け直したり、ジョイントを正面から見たときに隙間がないように薄板で埋めたりしたいところですが、今回はご予算や納期の関係でまずはここまでです。