The Chip一発では歪みのためのゲインはあっても、さらにトレブルをブーストすることができないので、もう一発アンプを組みます。
クラフト科時代に野澤先生の仕事場で発掘してきたTC-3と書いた回路図を元にThe Chipのレプリカみたいなものを作ります。 これがそうです。
XTCTなんかはこういう構造のゲインアンプとツインリバーブ風トーンコントロールや似た構造のバッファーアンプなんかを組み合わせたものです。
で、今回はこれにひと工夫を入れます。 2MΩの抵抗の手前にその1/10にあたる200kΩの抵抗を追加することで、JFET(トランジスタの一種)を三極真空管に似た特性にすることができる改造をします。 Trioderizerで検索するといろいろ出てきますよ。
あと、アンプが複数台になるので、電源が干渉して発信しないようにデカップリングコンデンサを追加します。
さてさてどうなることやら。