トーカイとギブソンで配線を通す穴のあけ方が違います。 ギブソンはジャックからトグル・スイッチまで一直線。 トーカイはネックをセットする前に小口から真っ直ぐドリルで付いてあります。
そのため、ギブソンのピックアップをトーカイに移植しようとすると線が短くて届かないことにきがつきました。
網シールド線を長いものに交換する必要が出てきました。 本体にブラス・プレートを固定しているネジ2本を外します。
白が編み線に、黒が芯線に配線されています。ギターの内部配線には珍しい夕食ホット(有色がHOT)方式ですね。
もとどおり紙テープでHOTを絶縁したシールド線をワックスで固定し直します。 アロマキャンドルを使ったのでほんのりバニラです。 ギブソンのハードケースの臭いに似ています。 ビーズワックスはヤニ臭いので。
配線が完了したところがこちら。 元通りなので特に変化はありませんが。
弦を張って完成です。
ギブソンはすんなり付いてくれました。 こちらはこのあとモントルー製のバダス型ブリッジの装着が待っています。