ピックアップと弦の距離は取り付けネジを回すことで調整が可能です。 距離によって音量が変わりますし、音色はネジを90°くらい回すだけでも変化が聞き取れますね。
ピックアップと弦の距離は近づけすぎると問題が発生します。 最終フレットを押さえたときに弦はピックアップに一番近づきますが、その時に弦がピックアップの磁力に引きつけられすぎると「ウワンウワン」とうなってしまうのです。
さらにオクターブチューニングもずれてしまいます。 特にフロントピックアップの影響が強いのですが、例えばこのギターのフロントピックアップは弦に近づきすぎです。
最終フレットを押さえながら調べていったところ、このギターのピックアップはこのくらいの設定が限界でした↓
ピックアップを下げていくと、ネジを回してもピックアップが下がらないことに気がつくことがあります。 ネジがピックガードから浮いていますね↓
こういう場合はネジに通してあるゴムチューブを新しいものに交換する必要がありますね。 もし機能性重視なのならバネに交換するのがオススメです。