いろいろいじってみたのですが、やはりブリッジを交換してしまった方が具合が良いようなので、ブリッジ交換をすることになりました。 ついでにペグも新品に交換します。
ギアの一部でメッキが剥がれてブラスの粉が出ています。
ブッシュにあたる部分も金属の粉でキラキラしています。 まだ使えるのですが、ついでにリフレッシュです。
取りつけが微妙にずれているようで、ヘッドに取りつけると手応えが渋くなる状態だったのも交換する理由のひとつです。 ですので、ネジの穴を一度埋めます。
埋めた丸棒を平らにします。
ブッシュを抜いて新しいものに交換します。 ブッシュの内側も傷が付いているので新しいものの方が滑ると思われますね。
位置を決めていきます。 ペグポストの穴が真っ直ぐ並んでいるとも限らないので、真っ直ぐ並べつつも、ペグポストに変な力がかかっていないかどうかなども総合的に判断して、見た目にも使い心地にも違和感がないところを探します。
各ペグのネジ穴のうちのひとつだけをあけて、仮どめした状態でさらに確認をしてから他のネジ穴の位置を出しました。 元のネジ穴と半個分もずれないところに新しい穴をあける場合、接着剤の層にそってドリルビットが流される心配があります。
ですので、先に0.8ミリのビットで細く穴をあけておいて、メインの木工用三ツ目ビットの先端を導くようにしました。 合計32回穴あけをすることになるので面倒なのですが、やりなおしが防げるので楽器にも作業者のメンタルにも優しいです(笑)
動きを確かめつつ取り付けました。
すごく調子が良いように思われます。