ネックを付けて弦を張ってみました。 結構逆反っていて何度かトラスロッドを緩めました。
このあたりにすこし逆反りの山がありますね。 14フレットより先ならほとんど問題ないのですが、このあたりの山は少し悪さしがちですね。
それはそうとこのブリッジ、普段は便利なのですが、ネックを外す度に弦が外れるのでマスキングテープでボールエンドを閉じ込めました。
ビリつくところをカポタストで固定。 確かに山があるのですが、それだけではなくて、今預かっているアコギと同じようにこのあたりの周波数にボディが共鳴することも関係ありそうです。
ここをつかむとビリ付き方が変わります。
コインとか貼ってみたけれど効果はなかったです。
弦高かなり高めが好みのお客さまのベースで、今はまだいつもより低めなので、ネックをもう少し順反らせて完成にすればいいのですが、せっかく共鳴の謎が分かりそうな教材ですので、もう少し探ってから仕上げます。
この研究を進めていけば将来、ギターを鳴らしながらあちこち触ってフムフムとかいいながら、おもりみたいなものを貼るだけで楽器の鳴り方をコントロールする謎のおじいちゃんになれるかもしれません(笑)
キッチリした作業ができることを追い求めてきましたが、そういう楽器の鳴らし方を感じられることも大事ですものね。