ペグを外す【レスポールジュニアにスパーゼルを付ける-1】

年末にお預かりしたときに、お取り寄せ中のペグが届いたらペグも交換する話になっていたレスポールジュニアです。 一旦お返ししてあったのですが、やっと手が付けられました。

LPジュニア

あえて斜めに付けたバダススタイルブリッジです。

前回はブリッジを交換した

横から見るとこんな感じ。

ブリッジの高さ

ツマミが特別仕様のスパーゼルです。 今回はこれに交換します。

特別仕様のスパーゼル

ペグブッシュの太さは測ったら9.66ミリと出ています。 過去何度かは9.8ミリのドリルビットでピッチリと加工していたのですが、ヘッドの表裏って平行でないことが多くて、その差を吸収するためにも素直に10ミリで拡げるのが良いという結論に至りました。

太さを測る

元のペグです。 取り付けの角度ですが、1弦か6弦なら1弦、2弦か5弦なら5弦、3弦か4弦なら4弦の角度が好きです(笑)

ペグの並びが微妙

5弦のブッシュ横に大きな塗装浮きがあります。

白浮き

穴を拡げるときに塗装が飛びそうです。

白浮き

ワッシャーでほぼ隠れますが・・・。

まあまあ隠れはする

ブッシュに押しつけられて浮いているだけなので、あえて切り込みを入れて接着剤の入り口を作ります。

隙間を空ける

ほぼきれいに消えました。 残っているところは層が違う(材と下地の間と思われる)ので深追いしません。

接着剤を流していく

穴を埋めます。

ネジ穴を埋める