ピックアップを計測した【Legendの手直し-6】

友達に返す前にピックアップの直流抵抗値を測ってみたところ4.8kΩくらいでした。 抵抗値は低いですが音はそんなに小さかったり細かったりしません。 低価格帯特有の、マグネットが裏側に張ってあるタイプなので、磁力の関係もあるのでしょうか。

ピックアップを計測した

ボリュームにトレブルブリード回路(抵抗とコンデンサを2番と3番の間に付けるあれです)を付けました。 これがすごく相性が良い気がしました。 

と言うのも、トーンを絞ったときに1弦のボリュームが下がってしまう感じがなくて、あらかじめボリュームを絞ってアンプでゲインを稼いでおけば、ハーフトーン時に手元で音量を上げてあえてトーンを絞ることで、むしろちょっとハムっぽいニュアンスまで出るのです。 シンプルな5ウェイスイッチに3シングルながら、遊びで弾くぐらいの用途なら意外にも使い勝手が良く感じてしまいます。

部品としては普通に473のフィルムコンに250kΩのトーンポットなので、コイルのターン数が少ないこととの組み合わせで、カットオフ周波数が上がってそう感じているのかも知れません。

自分のギターはもう少しターン数が多いので、トーンコンデンサの値を小さくしてみようかと思いました。

変わったギターをいじると勉強になりますね。