アリアプロのギターをお預かりしました。 ジェスカーのステンレスフレット#55090に打ち替えます。
接触が悪くなってきているスイッチを交換します。
もし配線を全部引っ張り出すことになるなら、ついでにジャックも交換した方が良さそうです。
スイッチのナットを外してみましたが、スイッチが浮いたまま全く動きません。 どうやって配線したのでしょう。
ピックアップが交換されています。
シリーズ・パラレル切り替えスイッチが付いています。 これもナットを外しても動きません。
これはもう全て引っ張り出すしかないようです。
リアピックアップのネジが曲がっています。
どうやらベースプレートに切られているネジがバカになって、ナットをハンダ付けしようとしても付けられなかったから、ネジを折り曲げて固定したようです。 ここはネジを交換して何とかしましょう。
スイッチの穴には塗装がのっていませんから、ピックアップ交換時に配線を追加しているわけです。
スイッチから出ている線がシールド線ではなく、クロスワイヤになっていて、ノイズの進入源になっています。 また、ピックアップから出ているシールド線のアースも宙に浮いています。 部品はそのまま使えますが、こういう配線を今回ついでに直しましょう。
元の配線にスイッチの配線を追加した結果、円環構造になっています。 こういうグラウンドループも気にした方がいいのでしょうか。 深く歪ませて使うギターではないのでノイズはおそらく問題になっていないとは思います。
ロッドは効いていますがちょっと頑張りすぎかも知れません。 少しヒーター修正します。 ロッドナット周りのグリスアップをしておきます。
まずは軽めに曲げて様子を見ましょう。