TokaiのLoveRockです。

ナットが外れています。　これはこの機種の持病かも知れません。　持ち主が気付いていないことも多いです。　弦交換の際にご確認下さい。

バダスタイプブリッジのサドルに溝を切ります。

弦交換の度にブリッジの位置が変わってしまわないように、左右の2本のネジにロックナットを追加します。

フロントピックアップがこれ以上上がらないとのことです。　音量を調べてバランスが悪ければクッションを追加します。

ナットを外したところがこちら。　3カ所くらいに瞬間接着剤の跡があります。　接着剤が少ないから季節の変化でパキッと取れてしまうのでしょうか。　弦溝の深さからしてこの接着剤や木部の荒れた感じをヤスリで整えると高さが足りなくなってしまうと思われるのでこのまま瞬間接着剤で貼り直します。

接着剤はサイドから流し込みます。　接着してから、ナットのサイドに付いた余計な接着剤を掃除しました。

クッションを確認します。　このゴトーピックアップ製のP-90はフロントとリアの出力が同じなので、バランスを取るにはむしろリアの音量を上げるためにリアにクッションを足したいです。

薄く切ったクッションを足しておきます。

ブリッジの位置を決めます。

弦溝の位置を決めます。

各サドルに溝を切りました。

カメラの角度とiPhoneの広角レンズのせいで斜めに見えますが実際には弦長方向に対して垂直に取り付けます。　オクターブチューニングは各サドルで行います。

ロックナットを締め込んでおきます。

弦交換した後、リアピックアップを少し上げました。

これで良い感じになったと思います。