ジャックがさびてきていて、シールドのプラグ形状によってファサファサとノイズが出るサドウスキーです。 ジャックを交換します。
今回交換してみて知ったのですが、ジャックのホット端子付近に。1KΩの炭素皮膜抵抗が直列に入っているのですね。
おそらくプリアンプの出力保護抵抗というか、シールドの容量性負荷で出力アンプが発振するのを抑えているのではないかと思います。
製品完成後に外付けで対策しなくてはいけなくなると、回路や基板を設計した人にとっては不本意なのだろうなあと、同じプリ設計者として共感しました。 同じようなところではバルトリーニの配線に付いているフェライトビーズもそうですね。
発振対策部品や、バイパススイッチを切り替えたときのスイッチノイズを抑える抵抗もBirdcageプリアンプは設計段階で内蔵するようにしました。 その上で配線本数も9本と少なくなるようにデザインしてあります。