フレットを抜いていく【カスタムショップ製シェルピンクJBの修理-1】

シェルピンクのJBをお預かりしました。 コンディションが微妙で好みに合わないようです。

カスタムショップシェルピンクJB

ピックアップをもっと中低域がでて温もりがある音にしたいということです。 直流抵抗値は7kΩ台中頃で、60年代と70年代の間くらい。 これにハトメをもうひとつ増設してコイルをあと千数百ターン巻き足してみようと思います。

アクロバティックな改造になりますが、もし上手くいかなかったらまき直しでもいいということなので挑戦してみます。 上手くいきさえすればまき直すより材料コストも手間も修理代も少なくてすみます。

ピックアップの出力を高めたい

フレットを抜きました。 ハイポジションの順反りがあるのでそこをフレット交換と一緒に修正します。

フレットを抜いて溝を補修する

ハイポジションのヒーター修正をします。 12フレットから上だけ先に熱々にしてあります。 一晩このまま固定します。

ハイポジションをヒーター修正

何回かに分けてネックの反りを直していきましょう。