本当に本当の最後の調整【ESPのネックオーバーホール-10】

いろいろ追加で作業したので順番が前後していますが、今度こそ最終調整です。

旧ブリッジの良くないところを隠すために追加していたシムを取り除きます。 0.3ミリを取り除いて0.5ミリを残します。

また、1弦側の側壁に0.5ミリの薄板を設置しました。 ネックがセンターずれしないようにするものです。

シムの調整と1弦側壁の薄板

1弦のリアピックアップ付近を思いっきり弾くと弦が暴れてブイーンとなる現象は、ブリッジを変えてかなりましになりましたが、セッティングによって少し残ります。

おそらくサドル上で弦が上下に揺れているのですが、ピックアップの配線などが共振している可能性もゼロではないと思ったので、一度ピックアップを外して確認しました。 ここではないですね。

一度ピックアップを外してみた

ちなみに写真を掲載していなかった部分です。 リアピックアップのポールピースをこんなふうに銅箔を通じてピックアップのコールド線につないであります。

銅箔テープは導電塗料でポールピースにつないであるわけです。

ポールピースをアースに落としたところ

気になるところは全部修正できたのでとても弾きやすく、音も弾いていて楽しいベースになりました。

ESPのベース