以前にもお預かりしたエレクトリックアップライトベースの配線を改造することになりました。
ピエゾをプリアンプで増幅したあと、ミキサー回路でEMGとミックスします。 以前はスイッチ機構があったり、ミックス部分をパッシブで行っていたこともあってピエゾだけを出すことができませんでしたが、ミキサー回路を登載することでどちらのピックアップも単体で出せるようにします。
まずは回路図を考えました。 左の紙の上の方がそれです。 下がオペアンプICの端子を中心に描き直した図です。 右がそれをもとに描いた実体配線図です。
実体配線図は部品側から見たところで考えますので、基板パターン面に反転するために透明のテンプレートを作るようにしています。
できあがった基板がこれです。 ピエゾ側の適正ゲインが分からないので抵抗が1本差し込み式になっています。 ICは低消費電力系でノイズ面や回路の安定感などと相談という感じでしょうか。 こちらもソケットにしておきました。
この基板は「パッシブのピックアップとアクティブのピックアップをまぜる回路」としていろいろ流用できそうです。
そういうことで困っている方はご連絡下さい。