プリアンプのレプリカを製作【初期型スティングレイ回路のアウトボード化-1】

初期のスティングレイには2バンドのイコライザーが登載されていました。 その頃のプリアンプのレプリカを基板からフルスクラッチして、アウトボード化したものを製作していきます。

初期型スティングレイのプリアンプを作る

基板の形状、タンタルコンデンサやセラミックコンデンサなど、できるだけ素材も似せて作ります。カーボンで入手困難な抵抗値の高い抵抗だけ金属被膜になります。 ICも当時使われていたものと同じ型番のものを使用します。

基板を板から切り出す

まずは基板をカットしていきましょう。

基板を板から切り出す

続いて穴あけです。

基板の穴あけ

その穴と穴をレジストペンでつないでパターンを描いていきます。

パターンを描く

エッチング作業です。 この時、ペンで描いたパターンだけが溶けずに残る仕組みです。

エッチング

できあがった基板はこんな感じ。 あとでさびてこないように、フラックスでコーティングします。

できあがった基板

次は部品をハンダ付けしていきます。 ケースとツマミとポットがないので秋葉原へ仕入れにいきましょう。