金属パーツレリック【PBの組み込み-18】

お預かりしているニッケルパールのレリック加工です。 タイムマシンに入れて半世紀分くらい曇らせます。

金属レリック

まれに製造段階で指紋がついていることがあるので、よく拭き取ります。

指紋を拭き取る

フリーダムの20ミリピッチのサドルに交換するようです。 ブリッジプレートについている1・4弦用の溝にも合いそうですね。

20ミリピッチのサドル

ネジやバネ、サドルはさびないように違う方法で加工します。


着色(やり直し回)【PBの組み込み-16】

新しい下地ができたのでネック裏の飴色を吹きます。

ネック裏の飴色

こんな感じ。

ネック裏の飴色

赤を吹く前にクリーム色のアンダーコートを吹きます。 塗りつぶす途中。

アンダーコート吹きつけの途中

今回はムラにならないように、フィエスタレッドそのものに飴色を混ぜてあります。 単色でしかも比較的きれいなレリックに飴色のトップコートを吹くのは無理だと判断しました。

飴色を混色したフィエスタレッド

塗装ブースはこんな感じ。

簡易塗装ブース

着色が完了。

着色

次はトップコートですね。 塗装は茨の道だとよく川口の巨匠が言っていました。 レリック塗装のノウハウも十分蓄積されてきたので、次回からは専門の塗装職人さんに同じ手順で塗ってもらおうかと思います。


いろいろあって塗装のやり直し【PBの組み込み-15】

使っているスプレーガンのパターン幅がせまいのと、フィエスタレッドの塗りつぶしなので面積が広いのとが原因で、トップコートの飴色がムラになってしまいました。 縦線が見えます。

ムラが出てしまった

しかもうっかりが続くもので、劣化してきたので捨てようと思っていた木工用滑り止めが触れたままになってしまってラッカー塗装を痛めてしまいました。

劣化した滑り止め

色だけ落とそうかと思って削ってみても、水平になりません。

下地まで塗装が歪んでしまった

というわけで塗装を一度全部剥がして下地から吹き直します。

下地まで塗装が歪んでしまった

その間にピックアップの開発や金属レリックを進めます。