ピックガードの角をとがらせる加工

フェンダー純正のピックガードをお預かりしました。 エッジを尖らせる加工をしていきます。

ストラトのピックガード

いびつな形をしているところがあります。 ついでなので直しましょう。

角張っている

スクレーパーで角を尖らせたあと、サンドペーパーで整えます。

形を整える

研磨して仕上げます。

研磨

こんな感じになりました。

エッジを尖らせた


「もしも「爽」のCMにoasisが起用されたら」というyoutube動画を見たら食べたくなったので買ってきました。

爽

「♪So Sally can wait…  爽は待っていてくれる。 あなたがアイスを食べるまで。 ロッテ。」


ピックアップキャビティのテンプレートを製作する【SELDER ベースの改造-3】

トリマーのベアリングビットでピックアップキャビティを掘るためのテンプレートを作りました。

使用するベアリングビットは角が10Φに丸まってしまうので先に4mmのドリルで角を突こうと思います。 テンプレートもそうしました。

角を4Φに

糸のこで切り抜いたあと、トリマー加工します。

トリマー加工

耳の部分を加工しています↓

耳の加工

テンプレートが完成しました。

1体1のベアリングビット用テンプレートが完成

プリアンプ用の裏ざぐりは、以前作ったルーター用テンプレートが流用できそうなのでこれで治具が出そろいました。


ブリッジ交換【レスポールスペシャル(20240922お預かり)のブリッジ交換-1】

スペシャルをお預かりしました。

20240922お預かりのスペシャル

ブリッジをMontreux custom wrap around bridgeに交換します。

ブリッジを交換する

トラスロッドを調整します。 塗料まみれになっているロッドナットを清掃してグリスを注しておきます。

トラスロッドナットの清掃とグリスアップ

サドルはPR-02 | Gibson®レスポールスタイル 現行ABR-1 Tune-O-Maticブリッジ用KTSチタンサドルに交換します。

取り付けるブリッジとサドル

サドルがネジを中心にシーソーのように動くのでネジの先がはまる凹みを広げたり・・・

穴を拡げる

手前の穴を拡げたりします。 オクターブチューニングしたときのサドル位置などを考慮してどっちを削るか決めています。

穴を拡げる

6弦と3弦がもう少し・・・。

この2カ所がもう少し

削り直しました。

穴を拡げる

左右の2本のネジを固定するためのロックナットを追加しておきます。 弦交換の度にブリッジの位置が変わってしまうのを避けることができます。

オクターブネジを固定するナット

弦溝の位置を決めていきます。 指板の端と弦までの距離をなるべく均等にしつつ、ポールピースの中心から離れすぎないように位置決めします。

弦の位置

弦の溝を作りました。

弦溝を作る

ネジなど細かいパーツが共鳴しないようにネジロックで仮固定しておきます。

ネジロックで仮固定する

オクターブチューニングの位置が決まったので、ナットを締め込んでブリッジの位置を固定してしまいます。

ロックナットを締める

ピックアップと弦が近すぎて、弦が磁力に引っ張られて唸っていました。 オクターブチューニングができないので適正と思われる高さまで下げました。

ピックアップを下げた

サドルの位置はこんな感じになりました。

サドルの調整