接着剤がスチームでは取りにくいものようです。 ネック中央部の深いところでは接着されている面積が大きく取れなくなりました。 トリマーのエンドミルビットを使ってある程度まで削ってしまいましょう。
残った木部をマイクロナイフで削り落とし、溝からトラスロッドを引っ張りだします。
やっと取れました。
この溝を埋めます。
接着剤がスチームでは取りにくいものようです。 ネック中央部の深いところでは接着されている面積が大きく取れなくなりました。 トリマーのエンドミルビットを使ってある程度まで削ってしまいましょう。
残った木部をマイクロナイフで削り落とし、溝からトラスロッドを引っ張りだします。
やっと取れました。
この溝を埋めます。
フレットサイドと指板の間に隙間ができているところがあって手触りが悪いです。
なのでその隙間を接着剤で埋めようと思います。
余分な接着剤を取り除いているところ。
フレットのすり合わせをしました。 すり合わせをするとフレットの頂点が平らになります。 それを再び丸めるのがフレットクラウンファイルです。
ここで1ミリ弱だけ頂点を残すようにリペア学校では教えられますが、私の場合は一度完全に丸めます。 このあともう位置を600番の紙やすりをはった擦り板で頂点を出し直せば良いからです。
この方法を使えば240番ですり合わせした頂点を400番600番と細かく研がずに、400番を飛ばすことができます。
おそらくこの方法が一番効率的なのですが盲点になっています。 私の師匠が書いた本が日本のギターリペアの水準線になっていますが、みんながその本を参考にするので気がつかないことがあるのです。
4弦解放がフランジャーみたいに鳴るベースです。 ブリッジや弦をいろいろ交換してみました。
アルバトロスのブリッジは焼け跡や取り付けあとが付きそうなので、オリジナルブリッジを使いつつ、テーパー弦を使うのが一番良いのではではないかと思います。
しかし原因が完全に解明されたわけではありません。 ナット上の弦の角度を緩くしたり、テーパー弦を使ったことで改善したのが4割、弦高やピックアップの高さなどセッティングで改善した部分が6割といった感じでしょうか。
ハンダリールに通す棒を取り付けて見ました。 ホームセンターで売っていた檜の10ミリ丸棒です。
10.5Φのビットで穴をあけてそこに接着しました。
ハンダ付けヘルパーも持っていますが、こういう木片に木製ピンチをネジどめしたものの方がギター関係の配線には便利です。
シールドを作るときはプラグを固定できます。
ギターのジャック周りの配線を先に済ませるときにはジャックを固定できます。
ポット周りの配線を済ませるときにはポットの軸を固定できます。
木片はホームセンターの端材売り場で100円くらいで手に入りますし、木製ピンチは100均でたくさん変えますよ。 木工用接着剤でくっつけても良いかもしれませんね。 自分で作業する人はぜひご参考に☆
あまり予算をさけないギターのフレットが浮いている場合は接着を使います。 圧入機で押さえながら粘度の低い接着剤を染みこませます。
途中まで直接指板に塗布していたのですが、マスキングした方が掃除が楽ですね。
そのマスキングの下に毛管現象で入っていってしまうこともあるので微妙ですが(笑)