穴埋めしたところを整えました。
ブリッジを取り付けていきます。
写りがイマイチだと言われがちな高倍率ズームですが、ソフトフィルターで意図的にさらに解像度を落とせばむしろ味になると思います。
開放f値が大きいレンズなのでボケ表現は使いにくいので、前後に被写体がいくつも重なる絵が向いているのかも知れません。 複数の被写体を画角表現で見せることを訓練するためのレンズのような気がします。 ブレ表現を多用するのも相性が良いと感じました。
高倍率ズームレンズは、自分が動かなくてもいい「ズボラなレンズ」として使うのではなく、あえて広角にして近づいたりあえて望遠にして離れるといった「忙しいレンズ」として使えるようになると、撮れる写真が急に変わるレンズだと思います。
ギター初心者がマルチエフェクターを買って最初はイマイチだと思ったはずなのに、コンパクトペダルで自分好みなボードが組めるようになってからマルチに戻ると意外と良い感じに音作りできたりするのに似ています。 高倍率ズーム=マルチエフェクター説です。
335をお預かりしました。 ペグを交換したりナットを調整したりします。
3弦5弦6弦の溝が浅めでバランスが悪いようです。
今は.010~.046が張られていますが、3弦が巻き弦になったりしますので全体的に溝をチェックしておきましょう。
現状、オクターブチューニングが合っていません。 弦のゲージもかなり変わりますから最後にここも調整します。
ペグを交換することになっています。 クルーソンのネジ穴が残っているので、ここも埋めることになっています。
交換用のペグはこれを持ち込んで頂きました。
元のペグのポストは9.6mmくらいで、ギリギリの穴がヘッドにあいています。
交換するペグは9.9㎜なので10mmまで拡げましょう。
穴を拡げました。
取り付けつつ、ネジ穴を見ていきます。
一度全部埋めた方が良さそうです。 クルーソンのネジ穴は見えているので穴を拡げずに棒を削って埋めます。
ロトマティックタイプのネジ穴は、ドリルビットが接着材の境目に吸い込まれたり弾かれたりしないように、元の穴より広く埋まっている方が良いので2.2mmの丸棒に合わせて穴の方を少し拡げました。