お返しするためにお客さまにお越し頂いたのですが、カバンからサソリのカッティングシートが出てきました。
ワールドシャウラにカルカッタコンクエストのイメージです。 マスゲン釣りチャンネルの釣りガール、きゃのんちゃんのタックルをイメージした外観になりました。
大阪に行ったらサインをもらいに行くそうです。 楽しみですね。
ブリッジがバダスなのが「剛性寄り」だと言ったら「これは分かってくれる新谷さんに頼みたかったんです」とのお言葉を頂きました(笑)
「6月のライブでタックルに入魂」だそうです。
裏パネルの落とし込みを掘りました。
裏パネルのテンプレートがまだないので作りましょう。 同じものを端材にも掘ります。
型取りしました。 メス型のテンプレートはガイドと刃物の間に2mmの差があるテンプレートなので、一度掘らないと原寸にならないのです。
アクリル板の端材をカットします。
テンプレート治具用のアクリル板と、本番用の裏パネル板を粗加工しました。
型取りができました。
アクリル板に型取りしたものを貼り付けて、トリマーのベアリングビットで加工します。
ピッタリ収まりました。 型取り樹脂が冷めるときに縮むようで、何もしなくても収まりました。
できあがったテンプレート治具を裏パネル用の板に貼り付けます。
トリマーで加工します。
裏パネルがきれいに収まりました。
次は導電塗料塗布などの配線前準備をします。
プリアンプを解体します。 謎のアース線はよく見たらテープの下でLEDにつながっていました。 電源の+側をオンオフして、帰りのマイナス線はケースのアースと共通になっているようです。
ポットのロックワッシャーにもアースが取られているので、この線をケースに接触させる意味はよく分かりませんでした。
生け捕りにしたプリアンプ基板です。
ポットやスイッチの位置を決めてテンプレートを作りました。
コンパネに並べて平行な線を出しつつ、ポット1.5個ずらしから並べます。
穴あけを表面から行います。 これを貫通させて裏パネの位置を決めます。
この位置にキャビティを掘ります。
ルーターを使ってキャビティを掘りました。
このキャビティの外周に裏蓋の落とし込みを掘りましょう。