分解していく【日本製フェンダーJBのPU交換&ターボ回路追加-1】

国産のフェンダー ジャズベースです。

3TSBのJB

コントロールにターボ回路(シリーズとパラレルを切り替える)を取り付けることになりました。

コントロール部

ピックアップもリンディフレーリンのスプリットジャズに交換します。

ピックアップ部

まずは分解しました。 ピックアップフェンスとフィンガーレストも取り付けることになっています。

分解した

コントロールアッセンブリーはこんな感じで準備しておきます。 ボリュームのポットはオリジナルのままになっています。 スイッチ付きポットのところだけ新しくなっています。

ターボ回路(シリーズ&パラレル)スイッチの追加

フィンガーレストなどを取り付けるにあたっては、ピックガードのほうから加工していきましょう。


弦を張る【フルアップボリュームとフルアップトーンに交換する-4】

ノブを取り付けます。 フルアップボリュームのローレット(ギザギザ)は全てメトリック仕様ですので、インチのノブに取り付けるときはノブの内側を軽く6Φでさらってあげて、シャフトの擦り割り部分を拡げてあげる必要がありますね。 もちろんメトリックのノブに交換するのでも良いです。

ノブの取り付け

ブリッジの取り付け位置が随分とずれていました。 使っているうちに動いてしまったようですね。 ひとつひとつのサドルはあまり動かないので、取り付け位置をスケールから探して大まかに位置を修正します。

オクターブ調整

弦を張ってみました。 もう少しだけブリッジの位置を修正しましたけれど、それでバッチリ合いました。

弦を張った

数日様子を見てお返ししましょう。


弦が張れた【エピフォンExplorer GTのピックアップ交換-6】

ナットが接着できたので弦を張っていきましょう。 弦の左右への角度がきつくてプレーン弦がコキコキいうのですが、溝の問題ではなさそうなのでトルク調整剤を弦溝に塗って滑りを良くしておきました。 しばらくはチューニング時のひっっかかりもましだと思います。

ナットは接着できた

こんな感じの見た目になりました。

弦を張った

先にネック調整と弦高調整とオクターブチューニングを終わらせてから、弦が磁力に引っ張られてワンワンとならない弦高にフロントピックアップを合わせておいて、リアはそれとバランスを考えて高さ調整しました。

ピックアップの高さはこんな感じにした

トーンポットはこのままでお返ししてみましょう。 仕組みが分かっていれば使っていて問題になるようなノイズではないと思います。

ネックが安定したらお返しします。


配線とナット接着【エピフォンExplorer GTのピックアップ交換-5】

先に、フロントピックアップの位相をチェックします。 クリップ式に作ってあるシールド線を使ってテスターにつないでいます。

フロントPUの位相チェック

付属のネジではピックアップを下げたときにネジの先の方にしか引っかからないので、長いネジを使います。 右のネジが使えそうです。

ネジを検討する

このネジを使うことができました。

このネジが使えそう

配線をしていきます。 今回はピンセットの先の線だけを主に作業します。

配線作業

トーンポットがパチパチいいがちなので、導電性グリースをシャフトに塗っておきました。 プラスティック製のノブなのであまり効果がないかも知れませんけれど、1mmくらいのストロークでキルスイッチが動くしくみなので、シャフトを動かしながらグリスを押し込んでおきました。

導電性グリースを塗る

弦を張ろうとして気が付きましたがこのギターのナットは外れています。 グッと力を入れるとスライドしてきます。

ナットが外れている

接着剤をきれいに掃除して接着し直します。 プラスティックのナットなので瞬間接着剤を使うことになりますね。 弦がV字に拡がるヘッドデザインなので、横向きの力がかかりがちなのです。

ナットの見えないところにヤスリで切り欠きを入れて、もしまた外れても接着剤とナットの凹凸で、横にズレにくくなるようにしておきました。